なべて余はこともなし

昨夜、私は4キロ半のマシュマロを食べる夢を見たのだが、目を覚ましたら、枕がなかった。(トミー・クーパー)

映画

【映画評】世界のクロサワ映画を無理して生きる

小林多喜二の「蟹工船」が再び脚光を集めている時代だから驚くには当たらないのかもしれない。NHK・BSで放送された没後10年黒澤明特集の「あなたが選んだ黒澤アンコール」(2009年初旬)で、「赤ひげ」が2位に選ばれた。監督自身、当時の集大成…

【映画評】クリント・イーストウッドは無敵である。

向かうところ敵なし。その老境を知らない活躍ぶりに目を瞠る。「硫黄島」二部作は大ヒットを記録し、評判もいい。やはりクリント・イーストウッドは天下無敵なのか。 かつて、痛快娯楽活劇という言葉があった。主人公は正義の味方。激しい戦いの末に、善が栄…

【映画評】男と女にずばぬけて明るいひまわりが咲いている

もう嫌味なくらい気障です。でも、シビレます。メロメロになります。その喜びも苦しさもひっくるめて、ワタシも恋をしたい!と思うこと、請け合いです。ダダダ・・・ダバダバダ♪~です。フランシス・レイのボサノバ調スキャットを耳にしたことのない人はいな…

【映画評】北野武、座頭市、勝新太郎

開巻、路傍に腰を下ろした主人公の姿にタイトルが重なる。大きな青い題字で「座頭市」。だがそこに映っているのは、紛れもなくビートたけしだった。 座頭市(2003年) 監督・脚本:北野武 出演:ビートたけし、浅野忠信、夏川結衣、橘大五郎、大家由祐子…